☆今回からはクリスマス特集☆

 クリスマス特集第一弾は『ディザート ~ 問題はジェラシー・彼女は愛だという・・・~』 を紹介します。
このサブタイトルの“~愛だという・・・”の“・・・”は文章用語で三点リーダーと表される・いわゆる記号なんですが、このタイトルの場合“てん・てん・てん”と言語として
ちゃんと読みます。この作品は1989年12月に『DIVE』というタイトルでスペース・ゼロにて初演。↓
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 そして1993年12月、タイトルを『ディザート』 とし、
大改定版を新宿ルミネホールACT(現:ルミネtheよしもと)にて再演。
この公演では1日だけクリスマスディナーシアターを
開催。食事を楽しみながらのSHOWは現在の
SHOW ONE’S FEELINGS:カフェスタイルの
原点になりました・・・。
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<STORY>
 売れない作家の男は2年前平凡な暮らしと、一緒に
住んでいた彼女を捨てた・・・。全てに疲れた彼はある日放浪の旅に出る。そして旅先のホテルで2人の不思議な男に出会う・・・。彼らも愛する彼女を捨てた過去を持っていた・・・。クリスマスイヴの夜に愛する女性を捨て、
どうしてもその彼女の元に戻れない3人の男達・・・。
彼らはホテルの部屋でそれぞれの過去について
語り合う・・・。やがて彼らが語る『愛する女性』は
同一人物だと判明する・・・。
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そして物語は、もうひとつ別な世界へと拡がっていく・・・。「ジェラシー」をテーマに現在と過去・現実と
非現実のKOZO版パラレルワールドが展開。
 過去の回想シーンで男はクリスマスイヴの夜、
彼女が用意したクリスマスケーキを床に叩きつけ、出て行く・・・。バックに流れるビリー・Jのもの悲しいMUSICの中、彼女はケーキを拾いろうそくに灯をともし「メリークリスマス」と呟きます・・・そしてラストで男は決心し・彼女の元へ・・・初演のラストシーンは天井から数千枚の写真を降らせましたが、再演では、写真に加えスノーマシンを使い舞台全体を雪で包み込みました。
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 次回はKOZOオムニバス作品の処女作「it’s クリスマスだから信じあいたい』をお贈りします。
アップは12月17日予定です。
# by showones | 2005-12-11 20:37 | Comments(0)

オムニバス作品の中の短編紹介

 前回同様、『YES/MAZE』公演の中から、
今回はこの短編作品『YES/NO』を紹介します。
この作品は上演回数はあまり多くありませんが、
色んな意味で私にとって思い出深い作品のひとつなのです・・・。
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<STORY>
 ある夜、男は嫁いだ妹から突然電話をもらう。
彼女は一言『終わっちゃった・明日区役所』とだけ伝え、電話を切ってしまう・・・。昔から言葉の足りない妹だが、あまりにあっさりした妹の言葉に戸惑う兄・・・。長年の付き合いから、妹は離婚を決意し明日離婚届を区役所に提出するつもりだと想像した兄は、妹に会う決意をする。朝早く妹のアパートを訪ねた兄だが、何も出来ぬまま荷物をまとめスーツケースで区役所へ向かう妹に同行する・・・。何度も妹に離婚のいきさつを聞き出そうとするが、どうしてもきっかけがつかめない・・・。早めに区役所に到着したが、時計はまだ8時半・・・そのまま区役所が開くまで待つ二人・・・。待ちながら二人は他愛ない昔話を始める・・・。
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 妹と会話をするうち、兄は自分が知る頼りない妹ではなく、今彼女は立派な大人に成長し、自分の足でしっかり歩き出そうとしている事が少しづつ分かり始める・・・。
そして・・・時計が9時の区役所業務開始を告げるチャイムを鳴らすと・・・。

 この作品は下記写真の『HEAD ROCK』というオリジナルビデオに、ドラマバージョンも収録。舞台とはまた違った趣の作品に仕上がりました。舞台では描いていませんが、ドラマバージョンでは、友情出演で、兄の妻役で大沢千賀さん、兄妹の父役で福島靖夫先生が出演しています。
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 ラストシーン・区役所に向かって歩き出した妹の背に
兄が『今日はお前の為の1日だ・顔を上げて胸を張って行け!』と声をかけるシーンが私は大好きです。今も思い出すと何故か胸がいっぱいになります。ドラマでは兄が妹を見送りながら街の雑踏の中にフェードアウトしていくラストが印象的でした・・・。


さて、12月・・・クリスマスシーズンになりました。次回からはクリスマス作品を中心に紹介してみたいと思います・・・。
☆アップは12/11(日)予定です☆
# by showones | 2005-12-04 01:01 | Comments(0)

オムニバス作品紹介第二弾です!

前回怒涛の!?『YES/MAZE』から作品を紹介しましたが、今回もKOZOオムニバス作品の中では代表作の一つを紹介したいと思います。
タイトルは
『GOOD ・TIME GOOD・TIME GOOD・TIMEs』
実はこのタイトル・LED ZEPPELINの『GOODTIMEs BADTIMEs』という曲からインスパイアされて付けられたタイトルなのです。(原曲は好景気・不景気の意味ですが、ここではGOOD TIMEを3回連呼して、『最高のいい思い出』という意味で使われました。言語は似ていますが、意味は全然違うんですね。)
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<STORY>
 バー:アカシアでチーママとして働く鈴子。ある日出勤途中に、町で一人の少女が鈴子に向かって声をかけた。「岩田!俺だよ!俺!」。本名の岩田と苗字で呼ばれ戸惑う鈴子。あきらかに少女は鈴子を知っている様子だが、鈴子には心当たりがない・・・。彼女を振り切り店へ急ぐ鈴子。店にはすでに鈴子をひいきにしている常連客が待っていた。常連客へ挨拶している鈴子の元へ、さっきの少女がやってくる。言葉遣いは少年のその少女は自分は鈴子の幼馴染の清水と名乗る。清水君・・・。彼はまだ中学生だった鈴子が初めて付き合った少年で、中2の夏・交通事故で帰らぬ人となっていた・・・。目の前の少女が清水と名乗った事で鈴子は激怒!ライバル店の嫌がらせだと思った鈴子は警察を呼ぼうとする。
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少女は「俺には時間がないから少しだけお前を見てから帰る」と約束。鈴子は警察は呼ばず早く帰る様諭し、仕事に戻る。鈴子を待っていた常連客の安本や鈴子をホテルに誘いたい作家が次々と鈴子に迫るのを見ていた少女は突然ブチ切れ、客の安本を殴って鈴子を店から連れ出してしまう・・・。
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夜の街を少女に手を引かれながら歩く鈴子・・・。あまりの突然の出来事に怒る気を無くした鈴子は一途で純粋な少女に興味を持ち始める・・・。そして少女が名乗った清水君との思い出話を始める鈴子・・・。すると鈴子の話に呼応する様に答える少女・・・。まるでそこに清水君がいる様に・・・。そして二人にしか分からない思い出を少女が語り始め・・・。鈴子はようやくその少女が本物の清水君だと直感した瞬間・・・。“彼”は・・・。
 村尾幸三が初めて本格的ファンタジーを描いた作品。
SHOW ONE’Sでも新しいキャストで再演。とても初演が10年前とは思えない・・・今もって色褪せない
その世界観に酔いしれた方も多かったと思います。

次回アップは12/4予定です。
# by showones | 2005-11-28 16:05 | Comments(1)

☆作品紹介:オムニバスシリーズ☆

 番外編が続いた所で、今回は本来の作品紹介に戻ります。今回からはオムニバス作品を紹介してみたいと思います。
まずは・・・この作品一番再演回数が多いんじゃないかと思うKOZO作品短編の定番『愛デアリ続ケルタメニ』
からスタート!!

初演は1993年3月のシアタートップス。そして同年7月に早くも同じ新宿スペース・ゼロにて再演!! 何というスパンの短さ!! しかもこのゼロでの公演は、3月に前半・後半と期間を分けて『YES』『MAZE』と短編を
それぞれ3本づつ計6本上演したのですが、それに新作
を1本をプラスして7本も一挙上演したので、そりゃもう大変!!何が大変てもちろんキャスト・スタッフは台詞覚えたり段取り取ったり、舞台セットをトップスの小さいサイズからゼロの大きいサイズにスケールアップさせたり・・・。でもこれはお客様も大変だった・・・。上演時間はスリ・チャン初の3時間超えで、初日なんか当然の事ながら開演が押してしまい、カーテンコールが23時近くになってしまいました。終演と同時にお客様が一目散に新宿駅に走って行かれたのを今でもよく憶えています。
あの時は本当に申し訳ない事をしたと、深く反省・・・。e0045587_21441693.jpg<STORY> 
ある日、病院に交通事故で一人の男:磯早<イソハヤ>が運び込まれる。突然の事に妻はうろたえるが、磯早は危篤状態にも関わらず、病状がコロコロ変わり、担当医も訳が分からぬまま1週間が過ぎようとしていた・・・。
要領を得ない医師の説明を聞く妻の会話を隣のベンチでいつも聞いている少女と二人の男がいた・・・。この男二人はいつも待合室で賭けをして遊んでいる・・・。実はこの二人は悪魔と天使・・・。病院の入院患者は彼らの賭けの勝敗で生死が決まっていた・・・。天使は動かず、いつも賭けを仕掛けるのは悪魔の方・・・。ベンチの少女はいつも賭けのやり取りを見ていた。そしてある日、少女は『私もうすぐ死ぬの・だから・・・。』と悪魔に話しかける・・・。
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その頃、磯早の病室では妻が異変に気付き担当医を呼ぶが、磯早は帰らぬ人となってしまう・・・。看護婦が磯早の病室を訪れた時、突然死んだはずの磯早が生き返ってしまう・・・。心臓も停止・脈もないのに元気な磯早に担当医は狐に包まれた様に退院を許可。妻と子供が迎えに来るが・・・磯早は「行けない」と告げる・・・。
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磯早は病院で危篤状態になった時、悪魔と契約を交わしていた。『家族ともう一度話したい』と・・・。その願いが叶ったら悪魔に魂を渡す約束だった・・・。そして悪魔が迎えにやって来る・・・その時、ベンチの少女が悪魔に『私を代わりに!!』と申し出る・・・。悪魔は『約束は破る時と破られる時がある』と言って証文を破り捨て、そのまま姿を消してしまう・・・そして・・・。
千賀さん演じる婦長さんが担当医に『先生、命って何でしょうね?』と問いかけるシーンがこの作品のテーマとなっています。
この作品は再演の度にキャストが替わっていますが、
私個人としては初演時のメンバーが強烈な印象として残っています。あの頃のキャストはもう俳優を辞めた方も沢山いて、同じメンバーでの再演は叶いません・・・。だから余計に私にとって特別な思い出になっているのだと思います・・・。


次回もYES・MAZE作品からピックアップして紹介します。アップは28日予定です。
# by showones | 2005-11-20 21:46 | Comments(0)

◇番外編の☆おまけ◇

 先週の土曜日は・・・かなりハードな1日となりました。
まず、昼間SHOW ONE’Sのレギュラーキャスト:福島靖夫先生の舞台があり、私・メイクのガチャ:山村・大沢千賀さんの三人で恵比寿:シアター代官山(劇団ひまわり内)に観に行きました。ロビーでいつもお世話になっている映画放送部の村上さんと会い『3時間半ですから心して観る様に!!』とのお言葉を頂き・・・。
『3時間半・・・』と一寸不安になる三人。私は前夜座長と講談社で夜9時から始めた打ち合わせが終わったのがなんと4時半・・・編集さんもびっくりな7時間半もの打ち合わせで結構自信ないかも~な状態・・・。でもそんな心配は無用でした。この劇場は初期のスリ・チャン公演をやった場所で、しかも前出の村上さんから「この劇場の杮落としはスリ・チャンなのよ!!」と教えられ・・・私達3人がスリ・チャンに入る前の事なので、初めて知った事実に超感動・・・そしてこの劇場での数々のスリ・チャンの舞台を思い出しながら、大好きな芝居の空間に引き込まれ、とても幸せなひとときでした・・・。アガサ・クリスティーの<蜘蛛の巣>という推理劇で、久々に正統派のお芝居を観ました。SHOW ONE’Sとはまったく違う世界観でしたが、とても勉強になりました。
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 そして舞台終了後、お礼の挨拶をして、ここからはダッシュで駅へ!! 今日はダブルヘッダーで夜は私とガチャは武道館で行われるノアの試合を観にいく事に・・・。打ち合わせがある千賀さんと渋谷で別れ、武道館へ猛ダッシュ!! チケットを手配頂いた演出の永澤さんに走りながら『遅れそう』とメールを打つと『試合開始20分前!!』との返信。オープニングの照明ショーを見なくちゃ!! と急いで行ったのですがやはり間に合わず、
席に着いたら第二試合が始まっていました。
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いつもながらノアの試合は興奮します。ベテラン選手の試合運びの巧さと若手選手がベテランに追いつこう・這い上がろうとしてるのが、すごく伝わりつい応援してしまいます。この典型的な試合がそれぞれの愛弟子を従えた小橋・潮崎組VS佐々木・中嶋組の試合・・・。実戦のリング上で教え・育てようというのがヒシヒシと感じられ・・。結果は健介選手が小橋選手の弟子:潮崎選手をフォールで勝利。健介の弟子:中嶋選手が試合終了後、小橋選手に握手を求めたのに反し、負けた潮崎選手は佐々木選手と握手をせずに頭を下げたシーンも泣けた・・。
なんかスリ・チャンの若手とだぶる気が・・・。そして私が大ファンの丸藤選手の試合。結果は秋山選手に負けましたが、丸藤選手得意の『不知火』という技が見れて私は超満足!!(プロレスに興味ない方、スミマセン)
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でも『綺麗なもの好き』のガチャが『丸藤いいね!!・ガチャ好き!!』と言ってくれ・・・。千賀さんと金井さんは丸藤選手と前にタッグを組んでたKENTA選手派なので、丸藤派が増えてうれしい!!
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メインのタイトルマッチは会場中、狂喜乱舞の熱狂ぶり。ノアの興行では、会場のお客様は不利になりながらも頑張っている選手・素晴らしい技を見せた選手、またそれをもう限界超えてるのに返す選手・・・そういう試合をしてる選手に惜しみなく拍手と声援を送り続けます。ドドドと足を踏み鳴らし声が枯れるまで選手の名を連呼し、物凄いウェーブが武道館を包み込みます。この感覚は実際行かないと言葉では表現出来ないのが残念・・。
 今回は長々とプロレス好きの私のたわ事を書いてしまったのですが、私は舞台もこうあるべきだと思っています。そのテンションを持続する為に私はプロレス会場(特にノア)に足を運びます。私がお客の立場で感じたこの感覚をSHOW ONE’Sでも創りたい・・・そう思います。会場と舞台(リング)がひとつになる一体感・・・本当にこの瞬間のエクスタシーに酔いしれます。早く・舞台を実現させるよう、そしてノアの試合に負けないようにエキサイティングで素敵な舞台を創る為、頑張りたいと強く思った1日でした。
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 次回からはオムニバス作品を紹介していきます。
アップ予定は11月20日です。
# by showones | 2005-11-12 00:53 | Comments(0)


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